SKF真っ最中の昨日(まあ、勉強には日程は関係ありませんが、、、)8月29日(土曜日)松本大学キャンパスで行われた信州公衆衛生学会にスタッフを連れて、参加してきました。
第4回を迎えるこの学会は、今回長野県栄養士会(園原規子会長)の担当で運営されました。
夕方まで非常に多彩なプログラムでスタッフ一同勉強になりました。
「健康長寿のいのちを支えた長野県における食の活動と今後の展望」ということで行われたシンポジウムでは、全国的に見ても長寿県長野を支えている食、医療、気候、習慣、意識、人間性、とうにスポットを当てシンポジウムが進められた。何より職種を超えたネットワーク作りが重要だなと感じました。
昼食を挟んで午後一の講演は
非常に興味深く拝聴しました。データの見方で解釈、認識が全く変わってしまうということを改めて教えて頂きました。実際、そういうことってたくさんあるなと、、、
ポリフェノールが良いから赤ワインを飲む!ってこれぶどうの皮にたくさん含まれているんだからわざわざワイン飲む必要はないわけで、、、そういうことってこの世の中にたくさんありますよね。特に最近の食に関する情報、、、、栄養学でなく、栄養素学で攻めてくるのでどうしても納得できないことがたくさんあります。食事は栄養素だけの問題ではないはず!と思っていたので先生のお話には納得!正しい根拠の元で正しいアクションを起こすことこそが必要です。その情報を見極める力も大切です。
それにしても、水嶋先生、とてもウィットに富んで楽しく講演を拝聴しました。本物の学者!だなという感想を持ちました。
医院に閉じこもることなく、たまには生きの良い学会に参加するのは、知識が増えるのはもちろんありがたいのですし、たいていの演者の先生は元気なので、その元気を貰って来れるのが嬉しいです。
この学会の世話人もお引き受けしましたので学会が盛会になるお手伝いもしていきたいと考えております。単一の業種(例えば歯科のみ)の学会も大切ですが職種を超えた学会こそ大事なのでは?と思える学会参加でした。