7月6日付の朝日新聞、一面からです。
公立小中高校での、敷地内禁煙の現状を、小児科医でつくる「子どもをタバコの害から守る合同委員会」が調べました。
記事の内容をかいつまんで;敷地内を全面禁煙にしている学校は約36000校のうち約24000校で
約66%が実施。05年に文科省調査に比べて20ポイント以上伸びている。子どもをタバコから遠ざけようという意識は高まっているが、都道府県ごとの実施率はばらつきが目立つ。
学校内の受動喫煙防止対策は次の3種類がある
・敷地内全面禁煙
・建物内に限って禁煙
・建物内に喫煙場所を設置し分煙を講じる

敷地内全面禁煙実施県
100%実施:秋田、茨城、福井、静岡、滋賀、和歌山
96%実施:宮城
90%実施:山形、佐賀
89%実施:福島、香川、愛媛
分煙を進めている県
18%:熊本、25%:高知、長野 (筆者コメント;ほとんどしてないとイコールだと思います)
政令指定都市では18市中北九州をのぞいた17市が100%実施
学校別では都道府県教委が所轄する
高校で89.9%
中学校で60.4%
小学校で63.9%  県教委の呼びかけを市町村の教育委員会がどう協力度合いが地域差につながっているそうだ。
山口県は05年に11.9%だったのが今回86.3%で飛躍的に伸びた。前向きな教育長さんがおられるのだろうと思う次第!
調査を担当した原田正平医師(国立育成医療センター)は「敷地内禁煙化は子どもへの受動喫煙防止だけでなく大人が吸う姿を見せないことで、子どもへの「吸わせない」教育につながる」と指摘している。
因みに県別のデータです。
我が長野県は、、、、う~~~ん25%!!何やってるんでしょうね?教育委員会は!

この状況って、学校内で子供が吸うわけないとすると先生達が吸うって事でしょう。先生が学校内で吸わなければこんな事調べたりする必要もないわけで、、、先生の皆さん、子供達の健康考えれば自ら禁煙するのが普通のことだと思うのです。個人的なことを言わせて頂ければ、教師の知り合いが結構いますが喫煙者が非常に多いです。これは非常に悲しいことで、、、子供の生涯にわたる健康を真剣に考えて欲しいです。親がたばこを吸う子供は高率で喫煙者になると言われています。その次に高率になるのは教師が喫煙者の場合と言われています。それだけ子供達には影響力が強いと言うことです。その辺のところを良く理解して頂きたいと思わずにはいられません。