今日、11月14日は世界糖尿病デーです。
歯科疾患、特に歯周病と糖尿病との関連は以前から言われています。
私も、糖尿病に関してもっと勉強させていただくために日本糖尿病協会歯科医師として登録させていただいています。
はるか以前ですが、NHKに勤務されていた鴨志田恵一さんという記者の方の著書『糖尿列島』という本を読みました。実際に著者の鴨志田さんが突然、糖尿病を宣告され治療に入っていくドキュメンタリータッチの本でした。残念ながらその本はどこかに紛失してしまっていて知る由もありませんが、いまだに覚えている文章があります。(検索しましたら1991年初版です、多分初版を買ったんだと思います、、)
うる覚えですが、、
東京新宿の深夜の公衆便所で用を足す、その香り?が糖尿病病棟のにおいとまったく同じなのである
また、血糖値を上げる身体のシステムは食事を含め、緊張したり、怒ったり精神的な情動からも、様々、いろいろとあるが、下げるシステムはインシュリンしか無い。神様は、かつてこれほどまでに食物が十分食べられる(血糖値が病気になるくらいまで高く維持できる)現代の状況をまったく予想していなかったに違いない。
この二つの文章は20数年前の本であるがいまだに記憶しています。
年1~2回の自分の採血ではまだ兆候は現れていませんが、注意して生活しなくては、と思っています。(が、なかなか合格点の生活はできません、、、私も弱いです!!)
世界糖尿病デーのHP