昨日10/28(日)に栄養士さんたちの講習会の講師として歯とお口の健康についてお話をさせて頂きました。(写真を撮り忘れてしまいました!残念)
講習会の正確な名称は「生活習慣予防のための標準的な健診・保健指導における指導実践者育成研修会」といいます。私が長野県歯科医師会の地域保険部部員という立場もありましてこういうときの講師をさせて頂く事があります。大変,有り難い事と感じています。
会場は一昨日の雨がうってかわって晴天の松本大学。松本市の新村というところに位置します。
事前の連絡で110名強の参加者だという事はお聞きしていましたが実際に会場でその人数の多さに圧倒?されました。勿論,研修会はプログラムを拝見しましたが多岐にわたっていて土曜、日曜を返上しての勉強です。
実際カリキュラムは充実しています。
・メタボリックシンドロームについて,健診結果と身体変化、生活習慣の関連について
・糖尿病の予防に関連した最新の知見
・行動変容に関する理論とその応用、個別性を重視したアセスメントの方法
・腹囲測定に対する理解と測定スキルの習得
・アルコール、タバコ対策、
・歯の健康
・特定保健指導の階層化について  等々 2日間の内容ですが凄い!
ご努力に頭が下がる思いでした。私の話ですが一時間弱の短い間にいろんな内容を詰め込んでしまいしっかり理解して頂いたか不安ですが,うたた寝させないスライドを組んだつもりで居ます。当院の位相差顕微鏡を持参し,会場のS副会長から歯垢のサンプルを頂き実際に動き回る細菌も見て驚いて頂きました。また、噛む事,唾液の重要性にまで踏み込ませて頂きました。
参加されていた栄養士会の皆様のこれからの更なるご活躍に期待したいです。