これから、映画化される表題の「白磁の人」のご紹介と応援のお願いブログです。
江宮隆之著(河出文庫)初版1997.5/2
この原作が映画化されることが決定しました。
監督は神山征二郎氏。さる、3月14日に「白磁の人」制作発表会が山梨県昭和町で開かれました。そのときの記事です。(信濃毎日新聞3/15信州ワイドより)

写真左が神山監督、右が今回の企画の李春浩さんです。
 なぜ私がこの企画を応援することになったか。李さんは在日韓国人二世、当院の古い(失礼)患者さんです。奥さんも当院でお口のメインテナンスを受けておいでです。さて、この李さんですが、2002年にこの原作と出会い、
主人公の「浅川巧(1891~1931)」の生涯に感動し、映画化を決意されました。かつて、東京で映画の撮影助手をした経験もある李さんは、監督捜しや協力者を募る運動をしてこられました。(因みに李さん夫婦は松本市の北東、護国神社のそばで非常においしいと評判の韓国家庭料理のお店「やんちゃ坊」を経営しておられます。すべてのメニュー奥さんの味付けは抜群!一度食べてみてください!味は保証致します
その李さんが、やんちゃ坊で出している通信に以下の文面が載りました
小生が約6年間実現の為汗を流してきた映画「白磁の人」のマスコミ発表が3月14日甲府で実施される事が決まりました。やっとここまで来たと感慨深い想いです。監督は神山征二郎さん(ハチ公物語、大河の一滴、三たびの海峡、最後の早慶戦等)良心的ないい作品の撮っている監督です。昔、若い頃小さな作品を1本共に仕事をした経験があります。(マスコミ関係者には内緒です)引き続き応援をよろしくお願いいたします。
お聞きするところによると、主人公の浅川巧役には何人かの候補がおられるようですが、誰でも知っている大物が起用されるとか、、、そういう、企画段階から応援できることはそうあるものではありません。このブログを読んで頂いているあなたも協力して頂けないでしょうか。
方法は、まず原作を読んで頂くこと、です。定価609円です。杉山歯科医院にありますのでお気軽にお声がけください。
忘れていました。どんなお話かって?主人公は実在の人物です。生没年は前述しましたが「日韓関係史上になお影を落とすあの時代に、朝鮮にこよなく愛され、かの地の土となった伝説の人、浅川巧。素朴な白いやきもののように人々を慰め育んだ愛の生涯を描いて、深い感動をよぶ作品」(本書裏表紙より)
李さんは「映画を通じて浅川の生き方を知る人が増えれば、相手を尊重し、慈しむ人間関係が生まれ世界が変わる」と、そして神山監督は「今までで一番、映画化したい題材。日韓の人々が本当に拍手をくれる作品にしたい」と意気込みを述べておられます(信毎より)
あとは、実際に本を読んでみてください。感動します。こんな日本人がいたんだって!
皆様、応援よろしくお願い致します。