今回演奏した楽友協会ホールですが、Wikipediaから転用させていただき少し説明したいと思います。このホール,ウィーンフィルが本拠地とし、レコーディングにも常に使われています。従って私の好きなベーム、そして、名だたる名指揮者たちがウィーンフィルをここで指揮したのです。ここで録音された楽曲を、いったい何枚のCDとして持っていることでしょう?
告白しますが、バスで楽友協会を見た瞬間、思わず目頭が熱くなってしまいました。なぜかって自分の中で憧れていたその場所に来ることができたからです。とてもすてきな経験でした。
ありがとう!ウィーン!
ウィーン楽友協会(ヴィーナー・ムジークフェライン ドイツ語:Wiener Musikverein)はオーストリア・ウィーンにあるクラシック音楽関係者による団体およびその本部の建物。日本では「楽友協会」と呼ばれることが多い。
設立されたのは1812年。19世紀のメンバーには大作曲家ヨハネス・ブラームスなども名を連ねている。特にブラームスは協会主宰のコンサートで指揮を振り、小ホールで自身のピアノ作品の初演を行なっている。このため1937年に彼の功績を称え、小ホールが「ブラームス・ザール」と名づけられた。
俗に「黄金のホール」と呼ばれ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる演奏会場を持っている他、同じ建物に資料室や出版社、ベーゼンドルファー(ピアノメーカー)などが同居している。
[編集]ホール
従来から使われてきたのは次の2つのホールである。
大ホール(Großer Saal グローサーザール)「ザール」はドイツ語で「ホール」の意味。ホール内部の絢爛豪華な装飾とともに、その音響の素晴らしさから「黄金のホール」と呼ばれる。「黄金のホール」の構造はシューボックス型と呼ばれる直方体で、板張りの床、格天井、バルコン、カリアティード(建物の梁を支える女人柱)などに音波が理想的に反響する。さらに床下と天井裏には空間があり、ちょうどバイオリンの共鳴胴のような役割を果して一層豊かな音響を生み出す。毎年元旦に全世界でTV中継される、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートが開催される場所である。第二次世界大戦終結直後は、一時ソ連軍の馬房にされかかったこともあった。
小ホール(Brahmssaal ブラームスザール)
1996年には室内楽専用のホールが設置された。
[編集]資料室
資料室(Archiv)には、下記のような作曲者の自筆楽譜や往年の大指揮者が使用した楽譜など、演奏家や音楽学者にとって貴重な資料が多数所蔵されている。
ベートーヴェンの『交響曲第3番』の自筆の表紙(ナポレオンへの献呈の辞を消した跡がある)
シューベルトの交響曲の自筆楽譜(第5番以外の全曲)
ブラームスの全自筆楽譜・書などの全所有品(本人の遺贈)
グスタフ・マーラーの使用した指揮棒