ウィーン楽友協会ホールの正面玄関を望みます。
行って参りました。憧れのウィーンに!そしてこの楽友協会の大ホールで歌ってきました。
今回なぜにウィーンに行くことになったか?からご説明しないといけませんね。
私の趣味の一つに合唱があります。私の所属しているベーレンコールを始め、長野県下の合唱団の多くは「長野県合唱連盟」に所属しています。その長野県合唱連盟が今年創立50周年を迎えました。また長野県県民文化会館がウィーン楽友協会ホールとの姉妹提携という偉業を果たして25周年になるのです。長野県合唱連盟では、この記念事業の一環として「2009年新春コーラス・コンサートinウィーン(長野県合唱際inウィーン)」を開催したという訳です。25年前、ホール姉妹提携した際、連盟はウィーンでの記念公演の他長野県文化使節団として市民合唱団、および高校生の合唱団の2回のウィーン公演を行うなどその提携に尽力しました。
そして25周年の今年、再びウィーンでの特別公演を!と今回のウィーン行きが企画されたのです。今回、連盟傘下の合唱団を中心とした多くの合唱愛好家が集い、音楽の都ウィーンで、そしてその象徴でもある学友協会の大ホールでのコーラスコンサートが実現しました。
そして、総勢200名あまりのメンバーがウィーンに集結しました。
プログラムです。
長野県県民文化会館・ウィーン楽友協会姉妹提携25周年記念
長野県合唱連盟50周年記念
2009年新春コーラスコンサートinウィーン
(長野県合唱際inウィーン)
期日 2009年1月6日(火)19:30~22:00
会場 ウィーン楽友協会 大ホール
主催 長野県合唱連盟
共催 長野県県民文化会館、ウィーン市文化局教育部
後援 長野県、長野県教育委員会、長野県芸術文化協会、
(社)全日本合唱連盟、信濃毎日新聞社、朝日新聞長野総局、
SBC信越放送、NBS長野放送、TSBテレビ信州、abn長野朝日放送、
NHK長野放送局
1.女性コーラスしなの
2.長野県合唱連盟合同 女声合唱団そよかぜ
3.SK松本ジュニア合唱団
4.長野県合唱連盟合同 混声合唱団つばさ
指揮;中村雅夫
島へ 作詞:井沢 満 作曲:武満 徹
翼 作詞:武満 徹 作曲:武満 徹
さくら 日本古謡 作曲:武満 徹
~休憩20分~
5.長野県合唱連盟合同 女声合唱団からまつ
6.ウィーン ヴォーカル オーケストラ
7.長野県合唱連盟合同 混声合唱団ふるさと
ウィーン我が夢の町 作詞、作曲:R.ズィーチンスキー
ふるさと 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一
信濃の国 作詞:浅井 冽 作曲:北村季晴
8.長野県合唱連盟合唱団、ウィーン ヴォーカル オーケストラ合同
指揮:Frane Kuss
ピアノ:Agnes Wolf
美しき青きドナウ 作曲:ヨハン シュトラウス二世
杉山はプログラムの4、7、8に参加いたしました。ご覧のように客席は満席!でしてウィーンの方々にも喜んでいただけたようです。
4の武満徹はいわずと知れた日本が誇る世界の武満!ベーレンでお世話になっている中村先生の指揮で歌い上げました。このホールの残響は非常に長く、まるで教会で演奏しているようでした。生まれて初めての経験!でした。すばらしいの一言!
7.のプログラムはやはりジーンときました。ウィーン我が夢の町は終わった瞬間大きな拍手をいただきました。ふるさとは良い曲です、ほんとに、、、
信濃の国(長野県歌)をウィーンで歌うのはなんか誇らしかったです。
8. ドナウは若い異国の指揮者で!オーストリアの第二国家といわれるこの曲を本家本元で歌うのはちょっと気が引けましたが、、受けました!
あっという間に終わっちゃったという感じでした。もっとこのホールで歌っていたいと思ったのは私だけではないでしょう。世界一のホールで歌えた喜びを忘れないようにいたいと思います。