もしかしてヘンデルの紹介は,,初めて?ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(Georg Friedrich H?ndel 1685年2月23日 – 1759年4月14日)は、ドイツ生まれでイギリスに帰化した作曲家です。
以前にも書きましたが、この1685年という年はクラシック音楽史上きわめて重要な年なのです。なぜか?
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685/3/21- 1750/7/28)
ドメニコ・スカルラッティ(Domenico Scarlatti, 1685/10/26 – 1757/7/23)は、イタリアのナポリ出身で、スペインのマドリードで没した作曲家。(院長趣味のページNo.24で紹介)
の3人が生まれた年だからです。
ヘンデルはこの3人の中では一番長生きをしましたが,晩年は目を患いつらい思いをされたようです。(バッハも最後は目の病気とインチキ目医者のせいで亡くなっているそうです。この話は又暇があったら書きますが,渡邊學而著「大作曲家の知られざる横顔」丸善ライブラリーに詳しく書かれています。ヘーっていう内容ばかりの本です。)
ヘンデルはあらゆる分野に膨大な作品を残しており、中でもオペラやオラトリオのような劇作品の作曲に情熱を傾けました。中でも有名なのがやはり「メサイア」でしょう。私も全曲通しては一回しか歌っていませんが抜粋は何回か歌ったことがあります。神を讃える前向きな喜びに満ちあふれた音楽と解釈していますが、ヘンデルの明るい性向が伺われます。
ほかに有名な曲といえば「オンブラ・マイ・フ」でしょうか。「ヘンデルのラルゴ」として大変有名な曲です。ヘンデル作曲のオペラ『セルセ(クセルクセス)』で、クセルクセスが歌うアリアですが、洋酒(サントリーでしたか?)のテレビCMにも使われたのでご存知の方も多い筈。
その,ヘンデルがヴァイオリンとハープシコードのために書いたソナタです。端正な明るい響きを持ったソナタ集です。ヴァイオリンは ヨセフ・スーク ドヴォルザークの曾孫にあたるそうです。スークトリオの主催者でもありました。使用楽器は1710年製のストラディバリウス<レスリー・テイト>
疲れた時には一服の清浄剤になると思います。
DENON COCO-75560