記念すべき?No.20がやって参りました。No.10は、好みで,村治香織さんを特集いたしました。
さて,次のふしめはと思案してみるに、やはりこれしかないでしょうというのが今回の選曲です。J.S.Bachです。とにかく,今はただ「バッハよ!生まれて来てくれてありがとう」ってどこかで聞いたことのあるような、お尻がかゆくなるようなフレーズですが、まさしくその通りなので仕方ありません。西洋音楽史上に燦然と輝くバッハについては今更というところもありますので今回は割愛します。私自身が40の手習い?で4年ほど前にチェロ教室に通い始めたことは書きました。理由については勿論ひとつだけではありませんが,大それた理由のひとつがこの無伴奏チェロソナタなのです。いつかこの中のひとつでもいいから弾いてみたい!というのがチェロを始めた理由なのです。未だにその目的は達成されていませんが,まあ,ぼちぼちいこや!で練習は滞りながらではありますが継続しています。いつかその日が来るまで,頑張ろうと思っています。
さて,この組曲ですが,6つの組曲からできていて,各々6曲、計36曲から成り立っています。長調3組曲、短調3組曲.各々前奏曲(プレリュード)から開始しアルマンド,クーラント、サラバンド~ジーグ、メヌエットと言った舞曲で構成されています。チェロ独奏のための曲ですが
なんか独奏って感じがしないもっと大きな世界があるように聞くたびに感じます。是非,聞いていただきたい,そしてバッハにどっぷりと浸かってもらいたいそういうCDです。たまたまリン・ハレルをセレクトしましたが、たくさんの演奏家が音源を提供してくれいています。曲のすばらしさから言って仕方ないのですが,自分にあった2枚(たいていCD2枚になってしまうようです)を探し出すには少し投資も必要かもしれません。というのは,バッハは楽譜にテンポや発想記号を指示していないのです.(バッハの楽譜にはそういうことが多い!従って演奏者がそれを自身のセンスと知識で決定する必要がある)従って,演奏者が変わればおもむきががらっと変わることもしばしばで,好みに合うかあわないかは,聞いてみないと分らないのです。私自身も
ヨーヨーマ、マイスキー、ハレル、デュプレ、カザルス、の5種類を持っていますが、とりあえず満足しています。他にもたくさーンある筈です。古いところではシュタルケル、ロストロポービッチ、、,最近ではモルク、ペレーニ、、、長谷川陽子さんは出していないのかな?ってくらいたくさん出ている筈です。とにかく、1セットお手元に!癒されましょう!