つい先ほど、鎌田小学校から帰って参りました。
明日は、11/8、いい歯の日です。学校医をしている鎌田小学校では今日、全校朝会で子供たちが歯についての寸劇をしてくれました。いつもお世話になっている『歯』に感謝すると言うコンセプトで演じられた子供たちの演技には思わず笑みがこぼれました。

演じている子供たちです。「ありがとう いつもはたらく歯に感謝」
というメッセージをくれました。
続いて、私が全校児童の前で歯についての講演を10数分間しました。今年はパンの早食いで小学生が亡くなるというとても悲しい事故が起こりました。早食いや、大食いが無意味にマスコミでプログラム化されていますが、その意味で、食事、食べることについて重点を置いてお話しさせていただきました。何でも手に入る今日ですが、それ故に引き起こされている生活習慣病は日々深刻さを増しています。何より子供だけでなく大人の心を蝕んでいるのも、おざなりにされた、そして、粗末になった食のせいでは無いだろうか、と思わずにはいられません。最後に、『食』という字は人を良くするって書くんだよ!そして、君たちの身体は君たちが食べているもので出来ているんだよ、だから食事するということを大切に考えて欲しいというメッセージを伝えました。1000人弱の子供たちが短い時間でどこまで分かってくれたかは分かりませんが言い続けることが大事だと思っていますのでこれからも機会あるごとに伝えていきたいと考えています。

公演中の私です。どんな食品に砂糖がどのくらい含まれているか、説明しています。みんなその多さにびっくり!知ることって大切だと思います。
その後、午前中は2、3年生の歯の健診をして医院に戻りました。3年生頃から歯肉炎の兆候が認められる子供が増えだしてきます。また頑張らねば!と思う学校医でした!