昨日8/18の時事通信社の記事です。こういう芸術の話題がネット新聞の見出しになることって少ないのではないでしょうか?時事通信社、、、なかなかですね!
今年は生々しい反戦の音楽=サイトウ・キネンで小沢征爾総監督-長野・松本〔地域〕
18日開幕のサイトウ・キネン・フェスティバル・松本を前に17日午後、総監督を務める指揮者の小沢征爾さん(73)が長野県松本市入りし、今年2月に県内で公募した児童合唱団などと合唱のリハーサルを行った。
小沢さんは今回上演する「戦争レクイエム」について、「今年はほんとに反戦の、平和主義とかじゃなくて、生々しい反戦の音楽を僕たちは選びました」と記者団に語った。
「戦争レクイエム」はイギリスの作曲家ブリテンの代表的な声楽作品。テノールとバリトンがそれぞれイギリス兵とドイツ兵を演じ、敵対する兵士のやりとりを通じて、第2次大戦を生々しく歌いあげ、戦争の悲惨さを訴える。小沢さんが日本で「戦争レクイエム」を指揮するのは、終戦40年の1985年に広島などで公演して以来初めて。
今年で18回目を迎えるサイトウ・キネン・フェスティバル・松本は、9月9日まで長野県松本市などで開かれる。(2009/08/18-14:08)