おかげさまで、雨の中、多くの方々に来場頂き無事コンサートを終えることができました。
ありがとうございました。 ベーレンコールでは広く歌う仲間を募集しております。経験・未経験は関係ありませんので、興味のある方は是非練習場にお越しください!お待ち致しております。

個人的には男声よ!どんどん来てください!
ベーレンコールのHPです
5月17日(日曜日)午後2時より、ベーレンコールの第17回定期演奏会が開催されます。
毎回、お越し頂いている皆様、よろしくお願い致します。
杉山はどんな合唱団で歌を歌っているのか?興味のある方もぜひお越しください。
2008年5月17日(日) 14:00~
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
チケット代:1.000円


<曲目紹介>
ダリウス・ミヨー作曲「ローヌ賛歌ベーレンコールが得意?とする(指揮者の中村氏が得意と言った方がよいのかも、、)フランス語の曲です。ミヨーは前回の演奏会でも取り上げました。非常に複雑な楽譜なのですが、歌い込んでいくと不思議な魅力がいっぱいの曲になっていきます。フランスのエスプリを感じて頂きたいと思います。
ブルックナー作曲「モテット」より リンツの大聖堂でオルガンを弾いていたブルックナー、創られる教会の音楽は非常に深く、美しいメロディーと思いが込められているように思います。ブルックナーらしい教会音楽をお楽しみください。今回、近藤基君(福指揮者)が初めて指揮をします。並々ならね彼の準備には団員も感激しました。「よく勉強してきたなあ~~」って。
彼の初舞台にも乞うご期待です。
三善晃作曲「子どもの詩による13の歌 小さな目」この曲集の作詞はすべて小学校の子どもたちです。この曲集ができたのが1970年当時ですから作詞した子どもたちは今40代後半、小さな目は我々くらいの年齢(?)ですと図書館に何冊か詩集があって、ぱらぱらとめくったことがある筈。いろんな作曲家が小さな目の詩集から歌詞を選択して作曲しています。この曲集も三善先生が13曲選んで曲を付けています。子どもの感性の鋭さをどう歌にしていくのか?お聞きください。ただ、短い詩の中ですが、感情の起伏や転換が自由に表現されている故に、三善先生もその感情を感性のまま曲にしていますのでテンポは一定でなく突然の休止、そして強烈なクレッシェンドやデクレッシェンド!、、、、いろんな要素が入っていますので演奏は結構難しいです。三善先生ですし、、、(我々合唱をやっている者にとって三善晃の名前は非常に気の引き締まるブランドなのです)
佐藤眞作曲「若人の歌」この曲は久しぶりにピアノ伴奏付きの組曲です。作曲年は1964年、佐藤先生は「蔵王」「土の歌」「旅」などで知られた高名な作曲家ですが、当時この曲はアマチュアには歌えない!くらい難しかったんだそうです。今でもけっして楽ではありませんが。当時、文化庁主催の芸術祭では放送局が委嘱した作品を取り上げていました。放送局が委嘱!ってことはですね、その時代の注目されている作曲家に白羽の矢が立つわけでして、依頼された作曲家は多分、自分の表現・才能の究極をぶつけてきたに違いないのです。従って自ずと演奏レベルは上がってしまうと言うことでしょう。非常に難解なところもあるのですが、聞いて頂ければおわかりになって頂けると思います。この曲をなぜ演奏会のプログラムに入れたかという説明については、「東京カンタート」がキーワードになりますがここでは省略致します。