イタリアルネッサンスの大作曲家モンテヴェルディ(CLAUDIO MONTEVERDI 1567~1643)をご紹介します。まずはなんと奇麗なジャケットなんでしょうか?
 モンテヴェルディは音楽史に偉大な足跡を残す大作曲家です。その存在はルネッサンスとバロックを見事に繋いだのです。現存するオペラの最古の作品「オルフェオ」をこの世に送り出したのもこのモンテヴェルディ!オペラの確立者としても名高いのです。
 マドリガーレは、調べて頂くと解るのですがイタリア発祥の歌曲形式です。16世紀イタリアに発生し、17世紀初めまで流行りました。また16世紀末にはイギリスにも伝わりました。
(余談ですが日本では一般に、イタリアで歌われたものは「マドリガーレ [伊] 」、イギリスで歌われたものは「マドリガル [英] 」と呼んで区別する傾向にあります)
まあそのマドリガーレを完成させ、バロック様式の最初の音楽を生み出していったのがこのモンテヴェルディという訳です。
そういう天才の音楽を巨匠の誉れ高いグスタフ・レオンハルトが指揮とチェンバロを担当。見事な演奏を聴かせています。
曲の題名を何個か紹介しておきます。
5.お前は何の言葉もかけてくれない
9.すてきな羊飼いさん
11.ああ,私は傷つき倒れる
12.かつてあなたは私のすべてだった
イザークの時もそうでしたが、いつの世も、男女、恋愛、悩み、憧れ、死、、、、現代と全く同じですね。しかし、こういう風に歌えるようになるのが目標ですが何時のことになるやら?頑張って歌い続けます。
SONY RECORDS SRCR 2433