その3 パパパパパ・・・・・・
唐澤 るつ子
加齢からの贈り物は、数々あります。物忘れ、体力の減退、頭脳の固さ等々です。 その中の一つに唾液の減少があると思います。
今から数年前、唾液の量の検査を勧められ測定しました。 そしたらなんと極端に少ないとのこと、また、街角検診で市の保健士さんによる測定をしましたら、 測定不能(少なすぎ)と言われました。
その頃からです。歯周病の方は、けっこうよくなってきていたのに、虫歯が発生し始めたのは。
ドライマウスとまではいかないものの、ちょっと動くと、のどの奥がカラカラになるのです。 先生は、絶えず水分を持ち歩いて、口中を潤すようにと指示されました。 私の担当のAさんから『口と舌のストレッチ』というのを教わり、 それをしてみることにしました。8通りあります。それを毎朝のウオーキングの折することにしました。
それをして、たちどころにはよくなりませんでしたが、口中に渇きを覚えたら、 その口と舌のストレッチをすることで、唾液が出てきて口中が潤います。 水分が手元にない時これをするとよいです。
その運動の一つがパパパパパ、カカカカカ、タタタタタ、ラララララを唱えることなのです。 これは多分、年老いて誤嚥(ごえん)というような症状も防ぐのではないかと思っています。