フリードリッヒ・グルダは20世紀を代表するピアニストの1人です。WIKIより以下転用~フリードリヒ・グルダ(Friedrich Gulda ,1930年5月16日 – 2000年1月27日)はオーストリアのピアニスト・作曲家。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの演奏を特に得意とした。ジャズ演奏でも知られる。20世紀を代表する巨匠ピアニストの一人である~以上WIKIより
このCDは、いわゆるCD販売目的の録音ではなく,グルダ自身がコンサート(1981年2月、ミュンヘン国立劇場、パリ シャンゼリゼ劇場、ミラノ・スカラ座)のために、私的に録音されたものらしいです。そのマスターテープは録音したエンジニアの1人ハンス・クレメントの手にゆだねられました。その後その存在はハンス・クレメントの死後、オリジナルテープは散逸していてなんとコピーしたカセットテープのみがこの世に残ったのであります。しかし,聞いてみるとなんと若々しい素敵なモーツアルトじゃありませんか!
 グルダのイメージは,偏屈,クラシックのピアニストなのにジャズにまで手を出して、いつもちょこんと帽子をかぶっている、そんなイメージなのですが、、、やはりただ者ではありません。いろいろなことをやってみるのは我々と一緒!いろんなことに興味が尽きないということと,既存の権威主義に対する反発と、よく理解が出来ます。
 グルダは彼のアイドルだったモーツアルトの生まれた日1月27日に永遠の旅に出ました。(2000年)
DEUTSCHE GRAMMOPHON UCCG-1288/90