衛生士の赤羽です。
『心もからだも「冷え」が万病のもと(川嶋朗著 集英社新書)』という本をもとに冷えをテーマに12月7日に院内勉強会を行いました。
このテーマに決めたのは1.自分の体温が低く、なかなか手足が温まらないという悩みをもっていること2.原油高騰により光熱費の割合が増えているので省エネを考えようという2つの理由からです。
川嶋先生はこの本の中で『物理的にも心理的にも、今の日本はどこもかしこも、徹底的に冷えているのです。そんな心身の〈冷え〉の蓄積が、あなたの不調の原因になっています。肩がこっている、腰が重い、胃が痛い、またがんや高血圧、生活習慣病、さらにはうつなど精神的な病にいたるまで、私には、〈冷え〉が原因と考えられるのです。』とおっしゃっています。
冷えている原因はいろいろあるのですが、項目だけあげますと、
・暑い夏が日本を冷やした
・冷蔵庫が人間も冷やしている
・ 運動不足で体温が上がらない
・ シャワーじゃ体は温められない
・現代人の宿命「食べ過ぎ、太り過ぎ」が体を冷やしている
・薬の飲み過ぎ
・ストレスが体を冷やす
・ 異常気象も一因? 

というようなことが考えられるそうです。
〈冷え〉を解消する唯一の方法は、温めることです。「健康な成人であれば、体温は36.5度から37度あるのがふつう」だそうです。全身の血流をよくして体温をあげましょう!
温めて<冷え>を退治する方法をいくつかご紹介します。
3-2へ続く