おかげさまで無事終了致しました
ご来場頂いた皆様、またご来場頂けなかった皆様、感謝申し上げます。

当日は約500名の方々に客席を埋めていただきました。明るい響くステージで歌える事は幸せな事だと思っております。また、アナウンス致しますのでよろしくお願い致します。
2008年6月28日(土曜日)
      19:00~
松本市音楽文化ホール
全席自由  1.000円


ポスターにもありますが今回の定期の目玉はなんと言ってもバッハのモテットでしょうか?たった数分のステージになるんだと思いますが、やはりバッハです!!

このブログ集No.92にもモテットの事を書かせて頂きました。
ポスターに~渾身のバッハ再び~という文字を見て頂けると思いますが、、、、渾身、まさしく体全体で立ち向かわないといけない音楽ですね。通奏低音に松本室内合奏団の北沢加奈子さんと山田慶一さんをお願いしました。チェロの響きもお楽しみください。
他のプログラムは信長貴富/ノスタルジア? 皆さんよくご存知の曲を若手の実力者信長氏がどう編曲しているかお聞きください。
北川 昇/シャガールと木の葉  はまだ20代前半の北川氏が作曲した非常に合唱曲らしい組曲です。谷川俊太郎氏の詩に付けられた表題のこの曲はなんと言いますかクリスタルと言いましょうか、、、不思議な魅力を持っています。とんでもない才能が開花したという感じ!です
ダリウス ミヨー/二つの都は苦手なフランス語の曲!指揮者の中村氏はフランスものが大好きなのでベーレンの演奏会には必ずフランスものが入りますが。
Wikiでミヨーを検索しましたら、作曲された作品が膨大なのを知りました。
特にエピソードは面白いです、(以下転用)
ミヨーは少年時代より既に近代的な和声を使いこなす術を心得ていたが、パリ音楽院での和声の成績はすこぶる悪かった。あきれる和声の教師ザビエ・ルルーに対し、ある日ミヨーは授業の後でルルーに自作のヴァイオリンソナタを見せた。ルルーは最初「和声が出来ない生徒がどうして作曲が出来るのか」と相手にしなかったが、ミヨーが自分の曲を弾き始めたところ、一小節目でルルーの顔色が変わった。そしてルルーはヴァイオリンの旋律を歌ったりピアノの高音部でなぞったりしながら最後まで曲を見て、そして一言「君は私のクラスで何をしているのかね? 君は既に自分の和声語法を持っているのに、さらに因習的な和声を習おうとしているのか。クラスを去りたまえ」と言ったという。(自著Ma Vie heureuseより)
12音技法(簡単に言うと半音とか全音とかあるけれど音はもったいないからみんな等分に使おう!っていう作曲法  だと思っていますが)でつくられた不思議な?和音をお楽しみください。初めての経験かも?
という4ステージ構成になります。
お暇なら是非お越し下さい。お茶は出せませんが精一杯の歌声でおもてなし致します。