歯周病は、炎症により歯周ポケットができ徐々に歯を支えている骨がなくなることにより進行していきますが、適切な処置により骨を健康な状態に戻すことができます。
1)88年当時、40歳男性の右上の犬歯です。歯周病により骨が無くなっています。歯ぐきからは出血、排膿がありました。 | 2)13年後です。同部位の骨が健康に回復しているのがわかります。徹底的な炎症のコントロールと咬み合せの調整により骨は安定し後戻りすることもありません。 |
3)更に5年後、2006.3.28のレントゲン写真です。 患者のUさんは転勤先の高知から帰省時に健診にお見えになります。 拝見するたびに歯周組織の健康をおほめするのですが、健康になるということは意識 も変化するということと感心してしまいます。 |
※歯は骨が支えています。ですから、歯周病の治療においての最終的な目標は健康な骨つくりという事になります。でも歯周病によって失われた骨はほとんど戻ってはきません。ですから無くならないように、無くなる前に、予防が大切なのです!