2月21日(木)午前10時~午後1時30分
8020運動推進のための普及啓発研修会と題して一般の方々対象の調理実習をまじえた講習会を開催いたしました。ご参加いただいた方々は23名。平日のお忙しい中、参加ありがとうございました。
講演中の杉山です

会場の様子です
まず始めに、私が「噛むこと」の重要性、「歯周病とメタボリックシンドローム」についてご説明させて頂きました。噛むことの重要性は「卑弥呼の歯がいいぜ」(No.44参照ください)に表される通りきわめて重要です。そして、近年、歯周病と糖尿病の関係が科学的に解明されつつあります。糖尿病を改善したいのであれば歯周病の改善が必須であることが報告されています。日本歯科医師会、長野県歯科医師会のHPにも掲載されていますので参照してください。(当HPよりリンクあり)
その後、管理栄養士の山田泰子先生により「メタボに打ち勝つ食生活」とだいして特別に作っていただいたレシピをもとに参加者全員で調理実習を行いました。
調理実習中の様子です。皆さん手際が非常にいいんです!おいしそうな匂いも立ちこめています
参加者の皆さんは毎日、食卓で包丁を握っておられる主婦のかたがたがほとんどでしたので実習もスムーズに進み、各テーブルおいしい料理が並びました。山田先生によると、お出汁の使い方で調味料(特に塩)の減量がはかれて、且つうまみも引き出せるとのこと、ダシはかつおと昆布でとるが、安い市販の何とか風味というものには添加物が入っているのでちょっと割高でも天然の素材のほうが結局身体にも良くて美味しい!という説明がありました。実際頂いたおかずと汁は、後味もよく薄味なのに満足!という実感でした。

できあがった食事です。非常においしかったですよ!
話だけでなく、実際に調理して味わう!この研修会のねらいはそこにあるのですが、今回も参加していただいた皆さんには非常に好評でした。
来年もまだ私の地域保健部員としての任期は続きます。もう一度このスタイルで8020運動のための研修会を催してみようと考えています。来年はもう少しアナウンスをしっかりとしもっとてたくさんの方々に受講していただけたらなと思っていますので宜しくお願いいたします。
結構、今年に入って研修会に参加、あるいは講師として時間を使っていますが、色々な出会いと、新しい発見が常にあって楽しいです。今年は益々活性化していこうと思っています!!
今回のこのイベントのアナウンスは「長野県歯科医師会」のHPトップからイベント、情報をクリック、以前のイベントをクリックしてご覧ください