昨日、初日を無事終了致しました。改めて、SKOの凄さを実感致しました。合唱も良かったと思います。
この初日の演奏は、8/3にお亡くなりになったマエストロ小澤の盟友、ウィリアム・バーネル氏に捧げられました。演奏者全員が、胸に白いリボンの喪章を付けてのレクイエムとなりました。
バーネル氏は、アメリカに渡ってからの小澤さんのコンサートの殆ど全てのプログラムを一緒に決めて来た方だそうです。とてもスマート(頭脳が)方だったそうで今までの小澤さんの指揮したプログラム、ソリスト等すべて記憶しておられたそうです。2年後のSKFのプログラムも相談していたのに、、、とおっしゃってました。この話をされるマエストロの声は悲しみ一杯でした。
タキシードに付けた白い喪章です。

その意味で初日の演奏は、非常に意味深いものとなりました。
演奏30分前に、合唱団一同が第一会議室に集合し、栗山文昭氏、小澤さんより直接最後の指示を頂き本番に望みました。「#はこれはお墓なんです、♭は涙なんです」ブリテンが書いた楽譜にはたくさんの臨時記号がついています。その意味を栗山氏は端的に説明してくださいました。
更に納得してステージに立ちました。あっという間の90分!終演後のお客様の暖かい拍手、ほんとに感激でした。ただ児童合唱の子どもたちが花道で挨拶したときの拍手が最大レベルでした!
悔しいですが子どもには勝てません。(子どもと動物には勝てないと映画作りが言っていたような、、、)ベーレンコールの仲間もスタンディングオベーションで思わずにっこり!(田口さんありがとうね!)舞台に引っ込んだ後、もう少し長く拍手が来ればもう一度カーテンコールしようとマエストロはすぐ脇に控えていたのですが、、、拍手が止んでしまい、、こけておられました。(笑)
 汗だくのワイシャツを鞄に詰めて(衣装はおいて)初日は終了致しました。後3日、、、